事故発生防止のための指針
１．事故対策の基本方針
社会福祉法人 克信会の設置運営する特別養護老人ホーム金沢弁天園は、事故対策に関する指針を定め、特別養護老人ホーム金沢弁天園の方針とする。
| （１） | 事故発生防止のための基本的な考え方 |
| 当施設は、安全で質の高い介護サービスを提供するために、サービスの安全性の向上、職員の健康管理、事故防止に努め、計画的に事故防止に向けた取り組みを行う。 事故が発生した場合には、職員が速やかに適切な対応が行えるよう、また事故を未然に防ぐために必要な研修や知識の習得に努める。 |
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| （２） | 施設で定める各種マニュアルに基づき、ヒヤリハットや介護事故などが発生した場合は、速やかに報告書を作成するとともに、フロアやユニットでのミーティング、事故対策防止委員会にてその内容について分析・検討する。 |
２．事故対策防止委員会について
| （１） | 事故対策防止委員会設置の目的 |
| 施設内での事故を未然に防ぐとともに、起こった事故に対して入所者に適切な対応ができることを目的として、安全管理体制を施設全体で取り組める体制づくりを推進する。 | |
| （２） | 事故対策防止委員会の構成員 |
| 委員長は施設長（または施設長が指名した者）・介護職員・看護職員・生活相談員・介護支援専門員及び関係する職員をもって構成する。 | |
| （３） | 事故対策防止委員会の開催 |
| 毎月1回開催し、介護事故発生の未然防止、再発防止等の検討を行う。また、事故発生時等必要に応じて、随時委員会を開催する。 | |
| （４） | 事故対策防止委員会の役割 |
| ・マニュアル、ヒヤリハット報告書、事故報告書等を整備するとともに内容の見直しを定期的に行う。 ・ヒヤリハット報告者、事故報告書の分析及び改善策の検討及び周知徹底 報告のあったヒヤリハット報告、事故報告の分析をもとに、事故発生防止のための改善策を検討する。また、職員に対して改善策の周知徹底を図る。 |
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| （５） | 事故発生防止にかかる担当者 |
| 事故発生防止にかかる担当者は、特別養護老人ホーム金沢弁天園フロアリーダーとする。 |
３．職員研修に関する基本方針
事故発生防止の意識や知識の習得や、安全管理の徹底を図るため、職員採用時に研修を行うとともに、年2回の職員研修を実施する。
４．事故発生時の対応に関する基本方針
| （１） | 利用者への対応・事故処理 |
| 介護保険サービスを提供する上で事故が発生した場合、当施設は、利用者に対し必要な措置を講じる等、適切な事故対応を行う。また、事故の状況及び処置については必ず記録をし、損害賠償の責を負う必要があるときは、速やかに応じるものとする。 | |
| （２） | ご家族等に対する連絡・説明 |
| ご家族に対しては、あらかじめ指定された緊急連絡先に沿って速やかに連絡をおこなう。 また、事故発生状況等については、適切な説明が行えるよう努める。 |
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| ・ | 事故発生状況及び施設職員の対応状況 |
| ・ | 事故の発生原因及びその再発防止策 |
| ・ | 事故による損害が発生している場合においては、施設の賠償責任の有無 |
| （３） | その他の連絡・報告について |
| 県及び市に対して介護事故等の必要な報告を速やかに行う。 |
５．介護事故発生防止のための取り組み
介護事故発生防止のために、事故対策防止委員会にてヒヤリハット報告書・事故報告書を集計する。介護事故等の発生時の状況等を分析することにより、介護事故等の発生原因、結果等を取りまとめ、有効な防止策を検討し、その内容を職員に周知した上で実施する。尚、防止策を講じた際にはその有効性について定期的に評価する。
６．事故発生防止のための基本方針の公表
当施設の事故発生防止のため基本方針は、入所者の求めに応じていつでも施設内にて閲覧できるようにするとともに、ホームページ上に公表し、いつでも誰もが閲覧できるようにする。
附則
この指針は、令和3年10月1日から適用する。
